風水に関連したラッキーアイテムは数多くありますが、なかでも風水アイテム・風水インテリアの代表とされるものが『風水八角鏡』です。古来より、日本では鏡の持つ神聖な意味合いは大変強く、三種の神器のひとつとされている『八咫の鏡』は、その象徴ともいえます。
「裾広がりで縁起良し」と謳われる『八』ですが、こうした日本的な呼称が使われている背景には、風水の『八卦』が与えている影響は少なくありません。
『八卦(はっけ)』とは、風水を語る上で最も重要な八方位を示したものです。『八卦』には、古来より悪い気を跳ね返し、邪悪なものを寄せ付けない力があると言われています。
様々な建物が密接している現代の住宅環境に於いて、最良の地を求めるのは困難に等しいと言えます。風水による室内環境を整えたとしても、隣接する周囲の建物などから邪気の影響を受けやすいものです。
そういった外部からの弊害を跳ね除け、身を守る手段として用いられるのが『八卦』と呼ばれる化殺アイテムなのです。
つまりは自分が嫌だと感じてしまうものに対し、それらを遠ざける力を備えているのです。
『風水八角鏡』は、風水に於ける全方位(世界)を表すものとして、全ての方位から吉を招き入れる(邪を払う)効果があると言われています。この8方位については、以下に示すとおり、またそれぞれの方位が意味を持っています。
【北】愛情運、子宝運、貯蓄運、信頼、勤勉、精神力
【東北】財産運、不動産運、健康運、相続、転職、転勤
【東】健康運、仕事運、発展運、活力、挑戦、集中力、成功
【東南】恋愛運、結婚運、人間関係運、信用、旅行
【南】勝負運、名誉運、才能運、社交性、知性、芸術、ひらめき
【南西】家庭運、不動産運、健康運、継続、努力、持続力
【西】商売運、金運、結婚運、会話、円満な食卓
【北西】勝負運、出世運、仕事運、安定、神仏の加護
『風水八角鏡』は、気の出入り口であるとされる玄関に置くことで、良い気の流れを作用させ、そこへ暮らす人たちへ、豊かな生活をもたらすのです。家の中で悪い気が溜まりやすいトイレや浴室などに置いても運気アップにつながります。
八角鏡の置き場所・置き方に関しては、玄関や部屋に置く場合には、部屋に入っての正面には絶対に置かないでください。部屋や玄関の正面に八角鏡を置くと、入ってきた良い気が正面の鏡によってはね返されてしまい、良い気が入ってきません。
玄関に置く場合には、鏡の置き場所は左右いずれかに置いてください。また、合わせ鏡になるように置くのも絶対にやめてください。また、玄関に窓がある場合は、その正面に八角鏡を置かないでください。
玄関を入って左に鏡を置くと金運や健康運が上昇します。
玄関を入って右に鏡を置くと芸術運、名誉運が上昇します。
また、良い気を家の中に導くために八角鏡はまめに掃除をしましょう。